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The Congress

(U・ω・)イベントおわってまったりモード村長なのです。

 

■The Congress

http://thecongress-movie.com  (公式サイト)


Le Congrès Bande annonce trailer 1 (VOST HD) 投稿者 burasu

 

(U・ω・)元になってるのが、ポーランド作家スタニスワフ・レムの邦題「泰平ヨンの未来学会議」というシリーズSF小説の一つです。

Wikiの説明によると、小説のほうは主人公泰平ヨンが、軍と民間との暴動の中で兵器として利用されていた幻覚剤を大量に浴びて幻覚と覚醒の疑似体験をして眠りに落ち、150年後に目覚めた世界での未来体験を綴った話のシリーズだそうです。この時点でかなりドラッギー。

 

The Congressのほうはその中の一環の話をピックアップしたもので、小説の主人公ヨンは置いといて年老いたハリウッド女優が主人公になっているです。2013年の映画。

ストーリーはロビンというハリウッド女優の彼女の肖像権を高額で買い取って彼女を完全デジタルデータ化し、20年間は映画で自由に利用する契約する。そして俳優そのものを必要としない映画を増産し続けてきた。そして20年の契約が切れる頃、彼女は女優復帰をするためにファンタジー映画の中に入り込んでいき…

 

という話だそうです(U・ω・)特筆すべきは、アニメーションと実写の複合映画になっていること。リアルなCGと融合した映画が最近は筆頭になっておるですが、逆に30年代アニメみたいなぐにゅぐにゅした絵と実写世界を混ぜ合わせた事で、サイケデリックな雰囲気が出ているみたいなのです。

 

(U・ω・)そうそう、最近のCGは綺麗すぎてなんか逆に違和感が昔ほど無いというか、変な毒々しさがなく美しいのですけどCGやFLASHが流行りだした90年代とか今思うと異様な映像が多かったよね…っていうのがそのままぶっ込まれたような雰囲気ですな。。。

絵も好き嫌い別れそうな絵柄ではあるですが、ディズニーが台頭する前かな?のフィリックス・ザ・キャットやベティ・ブープ(白黒の時代です)を思わせる絵柄を使ってて、その辺を意識して見ると面白く見られるのではないでしょうかなのです。

私は最近毒毒したのに飢えてるので、気になっているですぞ…。

 

(U・ω・)この映画の監督自身はThe Congressの前には「戦場でワルツ」をというアニメ映画でロトスコープのような映像を作っているのですが、それはまたこちらと絵の感じが違うです。この監督さんはイスラエル人で、戦場でワルツでは自身の体験ドキュメンタリー的な映画を作っているそうですが、The Congressはドイツ・ポーランドルクセンブルクベルギーがバックに付いているそうでなんか国際的というかごっちゃごちゃっていうか偉い事になってるですな…

 

(U・ω・U)と散々書いたんですけど、日本ではまだイベントなどで数回しか公開されてないっぽいです…日本版DVDが出たら見てみたいんだけどねー。

小説自体は71年に出版されたものが元らしいですよん。

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