茶摘み
ボロ家にあった茶の木、1シーズン回って八十八夜には新緑が芽吹いております。
てことで茶摘みをしてみました。緑茶を作るには手間がすごいらしいのだけど、それ以前にうちには茶葉を炒る道具とか茶葉を50度の熱で保温しながら転がす台がない。なのでネットで調べて比較的簡単な中国茶方式でやってみました。
まず茶摘み。茶葉は最終的にかさがとてつもなく減るらしいので沢山いるんですけど、木がチョロチョロなのでそんなに葉っぱ取れないよねって思ってたら思いの外沢山取れてしまった。これが後で後悔の元になる…。
ネット情報によると、中国茶もとい烏龍茶方式では、茶葉を陽に当ててしんなりさせた後ざるに乗せて振ることで葉っぱの表面に傷がつき、そこから発酵が始まるそうな。気が向いたらフリフリして2時間程。お茶っぽいけど青いニオイが少しします。あれだ、キリンの生茶のニオイがしてきたです。
ちょっとフニャってきた。
これ飲める?と試しにこの時点でお湯注いだら生茶の匂いがほんのりするお湯でした…。
適当に振りながら2時間黄色っぽくなってきた。これが正解かは不明。5、60度程度でフライパンで炒って最初に発酵止めをし、布に入れて揉む。
それからまたフライパンで水分を飛ばし揉む。を繰り返すと完成するらしいのですが、全然葉っぱがお茶っ葉らしくクルクルのチリチリにならない…。匂いは緑茶らしいいい匂いなんだけど。
後で思ったのは、私が思ってたよりがっつり揉んでおかないといけなかったて事ですな。本当フライパンは小さいのしかないし取った量が大量だったので何時間かやったけど全然かさが減らない。これ一旦どうやってやるか経験者に教えてもらいながらやらないと分からんですね…。
途中からしっかり揉んだり火力を上げてやったけど、時すでに遅し。あまり揉んでない葉っぱは丸まらないままパリパリ乾燥しちゃってただの乾燥葉っぱになってるです。最初の日干しの後にしっかり揉まないとだめですな…
といいつつ、一応ここまでかさが減る。でも葉っぱあんまり巻いてないし中途半端に茶色いね。アレーー??まだ茶葉もカリカリじゃないし。しめしめしてるし。
何にしても淹れてみたら、浅い烏龍茶みたいな味になりました。中国茶なので熱湯注いで淹れます。うーむ、こういう中国茶買って飲んだ事あるっちゃあるけど、味が薄いかな。(作り方テクのせい)白烏龍茶て売ってるのに近いでしょうか…。
もっとうまくやったらもっと美味しいのかもしれないけど、それよりやっぱり日本茶の緑茶が飲みたいね。今回はせっかく八十八夜なのにほっとくと葉っぱが育っちゃうと思って慌てて沢山摘んでしまったけど、次はちゃんと準備を整えてからチャレンジしたいものです。そんでもってお茶摘み体験という名目のみんなお茶摘み手伝ってよの会をいつかやりたいもんですな。