ぷっぷコラム

ねふ日記帳

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お金のこと考える(U(・ω・))

(U(・ω・))ちっす、そんちょうです。

昨日はてなブログから「〇〇ページビュー達成!」という通知が来てたのですが、最近ははてブ放置だったので???状態だったのですがちょいちょい見に来てくれてる人がいたみたい恐縮なのです…。なのでたまには何か書こうかと思い立ったのでした。 

新しい時代のお金の教科書 (ちくまプリマー新書)

新しい時代のお金の教科書 (ちくまプリマー新書)

 

 最近お金に関する本をよく読んでます。お金が欲しい(まあ欲しいけど)欲求が1番に来てこのお金の本を手に取った訳ではないのだけど、このごろ流行りのブロックチェーンビットコイン等の仮想通貨関係の話題といった方がピンときそうですが)などその辺に興味が湧いて手に取ったのでした。

 

この手の話は私のブログを読みに来てくれる人々の関心とは違うかもしれないし、興味ある人はもっとがっつり知ってる話だと思うんですけど、せっかくなので読んでくれよな(U(・ω・))←寒いから服着て失礼するです。

 

つい最近ニュースで仮想通貨取引所をしているコインチェックが仮想通貨NEMの盗難にあって、500億円近い金額を補填するなんて話題になりました。昨年末はビットコインが200億円の価値に達したというので投資対象として最近仮想通貨が注目されているのですが、元々はこういった仮想通貨はブロックチェーンという技術を軸に発展して来てるです。

ブロックチェーンとはなんぞや?というと、ものすごく簡単に書くと人間の脳みその記憶技術によく似ているです。脳みそは何かを覚えるとき新しくゲットした情報を脳内の網目のように張り巡らされた細胞を伝って今までの記憶と整合性をとりながら物事を覚えるのです。ブロックチェーンはこれのインターネットバージョンで、ネットを利用している人々の網目を介してデータを伝達し、それらの間での整合性により事実の変更点や整合性を成立させるイメージなのです。

これがなんなのかと言うと、例えば何か確認のいることをしようと思ったとき統制管理する人が不要になるということです。親分不要。なぜなら同じブロークチェーンのサービスを使っている人々自身によって整合性が取られているからなのです。

ピヨちゃんはファミコンを持っています。それを証明するには本人が紙に「ファミコン持ってます」と書いて写真と一緒に壁に貼ったらそれを知らない人も「本当だ!」と分かる訳ですが、そんなやり方をしなくてもピヨちゃんの知り合いが十人ぐらい集まって「あいつんちファミコンあるよな」と言ったら、本人が黙ってても友達のうち一人ぐらいが嘘ついて「ねーよ!」とか言っても、九人が本当と言ったらピヨちゃんがファミコンを持ってるというのは正しいと分かる訳です。なんなら、ピヨ家でファミコンやろうぜと友達十人集まってその日の晩に全員で今日遊んだことを日記を書いたら、後日先生その日記を集めて読んだらほぼピヨ家のファミコンの話を書いてるでしょうか。そうしたら先生はピヨちゃん本人に聞かなくても「これだけ皆の話の辻褄があってるから、ピヨちゃんちには間違いなくファミコンがあるんだな〜」と分かってしまう訳です。

こんなようなのがネット上の大規模の参加者を通して整合性をとるのがブロックチェーンという技術だと私は理解しているです。(私の理解してる範囲のざっくり説明ですが…。)

 

これで何ができるかと言うと、たくさんの事ができるわけです。住民票を移動するとき役所行かなくてもブロックチェーンで整合性が取れればネット上の住民票管理のブロックチェーンアプリなんかを使えばすぐ済んでしまう。当然お金の決済も簡単だし、身分証明なんかも楽。本人認証サービスもできるだろうし、最近はブランド品が本物か偽物かブロックチェーンで紐づけて管理して本物だと証明する技術に使おうとか、著作権管理に利用しようという話も出て来てます。募金だって管理団体なしで集めるのも楽になりそう。

こういう事はやろうと思えば今まででもできたかもしれませんが、ブロックチェーンはそうやって集まった情報を「まとめて管理する人」が不要になる訳です。今までのことは親ポジションの人の労力が飛び抜けていたし、個人情報の取り扱いや安全に維持する管理費も必要になったし、逆に言えば親が強ければバッくれたりインサイダーをやっても隠されたら分からない所がありましたが、その辺りが不要になるです。そうすることで権力者がいなくなり、お金で言えば銀行のようなお金の発行者に依存するようなものが無くなり、富の再分配ができるのではと考えられて始まったのが仮想通貨なわけですね(U(・ω・))長かったねここまでの説明。

 

(U(・ω・))ワタクシこの辺の話を読んでブロックチェーン面白いなあ!と思って最近お金の本を読みだしたのですが、将来的に絶対便利になるけどまだまだ開発途中の分野でスタートしたばかり。これから具体的に何に使うか決めてくね。技術的にも安全面ももっと高めていくね。と言ってる段階で爆発的に投資・投機対象になった事でまだまだ実際の価値と見合ってない以上の暴騰暴落・盗難で今は仮想通貨業界が荒れに荒れまくってる訳です。ICOといって今一番価値が高くて流通している事になってる仮想通貨(ビットコイン等)をベースに株式みたいに新しい仮想通貨を発行し、新しい事業をスタートさせるも、そのお金を持ってバックレるなんてこともザラにある訳です。。。先日ツイッターで、ICOを行って数億円分のビットコインを集めたけど最後にサイトに「ペニス」と書いてバックれたってのがあってかなり笑ったけど(U^ω^)、現状そんなんもある状況なのですね…。現在確認されてる仮想通貨は数千種類にものぼるそうなのです。

 

そんな中でビットコインは初期から存在する事で仮想通貨の代名詞になりつつあり、認知度も流通量も多く、政情不安な国の人々がうちの国の通貨はいつ無くなるか分からんからヤバイ!とビットコインで貯金してたりするのもあって今は安定…とは言い難いけど一番メジャーなものになっているですな。いい意味でも悪い意味でも。

そのほかにイーサリアムビットコインキャッシュリップルビットコイン派生でメジャーなものなどが続き、先日の300億トラブルのあったネムのようなまだまだ規模は小さいけど将来的に有望なものも沢山あり、カスな方は発行したけど予定なんもなし。なんてものまでごちゃごちゃに存在している状態です。それぞれまだ完璧ではないけど実用化しそうなもの、無くなりそうなもの、まだ始まったばかりで価値は低いけど将来的には爆発的に価値が上がるかもしれないもの、話題に乗っただけやお金かっさらう為だけのゴミクズなど目的も価値もごった煮状態になっているです。当然、メジャー通貨だってゴミクズになる可能性もでっかく持っている訳ですが。

 

そんでもって、その中でも比較的安定してそうなものほど仮想通貨取引所や販売所で売買できる通貨として採用されてる一方で投機対象にもなってる訳で、さらにさらに、仮想通貨を広めようとしている人たちの中にも技術的なこと、思想に惹かれて広げたいと考える技術よりの人々と、投資投機目的で取り扱いを始める証券系の人々などもいる訳で、先日話題になったコインチェックは元々は技術・思想よりの人々が始めた取引所かなーと私は感じております(U(・ω・))やっちゃったもんはやっちゃったから悪いとしか言いようがないけどね。

 

なので最近はお金関係の世界が面白いなあと思う反面、欲望が渦巻いてて恐ろしいなと思いつつ観察してるのですが、この仮想通貨以降の世界は時間通貨というのが始まるのではないかという話が最初に紹介した本の話なのですね。仮想通貨ではなくお金をテーマにした本にはちょいちょいこの「時間通貨」という考えが出て来てて面白いなと思うです。

 

お金は何かする時に力になるからとても大事。

でも最後は自分自身が何をできるか、何を思いつくことができるのかが大事。

そういう世の中が来るんじゃなかろか。

(U(・ω・))そんなことを考えながら、自分は何ができるのかな〜と考えるわたしなのでありました。おわり。

 

 

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