ノルシュテインさん見に行く&帰省してきた(U・ω・)
先月、岐阜県美術館でユーリー・ノルシュテインの円空賞授賞式があったので、帰省がてら行く事になりました(U・ω・)
円空賞ってナンだろーという感じで今でもあんまり詳しくは知らないのですけど、その賞のおかげでノルシュテインさん来日、トーク&サイン会が行われたのでここぞとばかりに行ってきたですぞ。岐阜美の人たちも親切で良かったぜ。
トークの詳しい内容については、私がノルシュテイン来日を知るきっかけになったブログさんが、めたくそ詳しく書かれているのでそちらをググった方がよく分かる感じです(U・ω・)
私の中で印象に残ってるのは、キャラクター作りの話(主にそういった話をされてたのですけども)で、普段の人間観察が重要でその人の何気ない癖であったり、多面的な面を見る事でキャラクターに人間味を加えるといった内容ですな。
そういうのって、ノルシュテインさんやアニメーションに限らず、決まった時間の中で見せなくちゃならない映像描写では必然的な重要な要素になってくると思うのですけど、小説を映像化する場合には「このとき誰々が何々をした」というような簡潔な文章も、背景や周りの人物を含めてキャラクター性や状況を描写していかなくちゃいけない。その時には同じ作家の別の小説の登場人物を引っ張ってきて、彼だったらどんな風に反応するか?逆に彼とは正反対の性格の登場人物が居るとしたら、どんな風に振る舞うだろうか?という所を突き詰めてくっていう話が(U・ω・)なるほどなーと思ったのでした。
私たちも、普段同じことを他の人にざっくりそう言われれば、ナルホドねーって思うだろうけれど、じゃあどうやって観察するか、それを形にしていくのかってのを考えだすとすぐに行き詰まっちゃうんですけど、実践してきている人の話だと具体例が沢山出てきて面白かったのです(U・ω・)身近な人の観察から始まって、美術館の彫像も見る角度によって雰囲気が違って見える。そういった多面性から人物の多面性もどう出てくるか考えるっていった話なんかあって興味深かったのです。
(U・ω・)その後サインしてもらって、イヤッホー!!って感じで帰ってきました。
美術館では同時に円空賞受賞者の展示もやっていて、ノルシュテイン関連の展示もやってました。実際に映像をどうやって作ってるかっていう展示があって、これは見れて良かったかも。
急がなくてもいいので、「 外套」もそのうち完成して欲しいものですねぇ(U・ω・U)