ぷっぷコラム

ねふ日記帳

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(U・ω・)春のはたけ

(U・ω・)春の畑…それは荒れ放題。

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あったかいな〜最近花も増えてきたなあ。と思ったら同じだけ原っぱ的な場所は草ボーボーになるという意味ですね…。例外なくボロ家周りもそうなのです。前に植えた白菜は収穫前にとうが立っちゃったのでそのまま菜の花バクハツ状態。

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とりあえずミツバチがたくさんきておりました。白菜味の蜜…

 

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ボロ家前の駐車場脇を植栽スペースにするべく、昨年から木を剪定したり地面をほじくったりしてるわけですが、春先から少しづつ花を植えてます。地面を掘ればバカスカ砲丸投げの玉サイズの岩が出てくるですけども、ちょっとづつ進めているです。そんでもボロ家近くの方に進んできたら今度は砂利と粘土質の土が多い。水はけが悪いから花や木を植えるにはあんまりよろしくはないです。

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ほじってたらオーパーツ出て来たし…

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掘り出してみる(U・ω・)

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排水管の跡オーパーツでしょうか…UNKO垂れ流し管だったらどうしYOU!

まあいい…掘り出せないから保留。

 

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それはさておき、土壌改良の一役買ってくれぬかと苦し紛れに蒔いた菜の花。中途ハンパにボーボーになってきました。普通は乾燥牛糞や落ち葉堆肥、石灰など混ぜこんで土壌改良するのですが、こんなのばっかではお金がかかってきりがないので自分でどうにか肥料を作ったり、何かイイ方法はないかと考える私(U・ω・)

そこで田んぼによく植えてる緑肥植物みたいに、根っこが成長して土壌をほぐして栄養にもなるような植物でも無いかと考え冬の終わりに菜の花の種をばらまいておきました。菜の花なら食べれるしね。忘れな草もブルーでいいですな。

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といいつつ、食べるとか言ってる前に花が咲いてたです。

 

お向かいのばーちゃんがきれいね〜と喜んでたのでまあよのです…。耕運機が入らないところなので咲き終わり頃に引っこ抜いて土にかぶせておくです。しかしながら肝心の粘土質のあたりはあんまり芽が出なかったので、土壌改良という意味では微妙であった(U3ω3)私が種撒いた後ちょっとほじくったのがいかんかったのと思うです…。

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花壇スペースにする所まで印の棒置いて、生えまくりのスギナでマルチングしといた。スギナ生えすぎてうざーいと思ってたですけど、スギナ生えてる所って涼しいのか案外草花元気そうなので通気性と日陰感がいいのでしょうかね。なのでちぎったののっけといた。葉っぱ被せた場所は地面が硬くてまだ手をつけてないのです。

 

(U・ω・)みんぱく行ってきた

(U・ω・)前に書きかけにしててだいぶ経ったけど、月初めに行ったみんぱくに行った話です。

 

日曜日にみんぱく国立民族学博物館)に行ってきました。

www.minpaku.ac.jp

以前ツイッターでオススメしてる話を見て興味があったんですけど、行きたいなと思ってからだいぶ経っておりました。なぜなら我が家は愛媛、みんぱくは大阪だから。でも今月初めにOTK氏が少し休みがあったー本来なら長い休みがとれて三月末ごろまでつながってるはずだったーので、そのタイミングに(U・ω・)行かねっすか。とたぶらかしたら乗ってくれました。わわわーい。結局運転全部まかせてしまったが…。

 

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 よくお世話になってる瀬戸大橋じゃなくて明石海峡大橋です。

 

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淡路島のSAでかいんですけど、藻塩?アイスての売ってます。あんこ乗付き。

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どっかの休憩所のいぬ。

 

国立民族博物館もとい、みんぱく大阪万博会場にあります。太陽の塔のところですな。要は万博会場内に残っている博物館なのですが、その展示量が膨大でよくもまあこんなもん持って来たなというものがたくさん展示してあるというので長い事気になっておりました。行ってみたら確かに、よくまあこんなもん持って来たなというものが沢山だったです。アフリカっぽい3メートル近くあるトーテムポールみたいなのとか。

 

あれに見えるは太陽の塔(U☻ω☻)

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朝6時台に愛媛を出たのかな。ちょいちょい休憩しながら11時前に着きました。思ったより道も混んでない日で、予定より早く到着。

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建物が相当でかいんですけど、入って左側が特別展用の展示室。正面が常設展になっています。入り口別棟です。今はビーズの特別展をやってたんですけど、思いのほかアフリカ関係のビーズものがよかったです。

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私たちが行った日はたまたま大阪の公共施設の開放日?だったようで、入場料が無料だったんですけどその代わりに館内の展示の三分の一が閉鎖中というなんとも微妙なタイミングでいった形になりました(U・ω・)通常開演が10時ぐらいだったかな。らしいんですけど、じっくりみたら一日かかるってな話だったですが私たちは最初から早足で見た上に三分の一休館中だったおかげで万博会場内の他の施設もちょっと見れたかなという感じです。

ちなみに館全体の展示はアフリカ、アジア、ヨーロッパ、中国・日本(アイヌ)となって順番に回っていくようになってたんですけど、中国・日本(アイヌ)関係の展示がお休みだったらしいので、展示物としてはその辺りも多かったんじゃなかろかと思うですが。ご近所と自分の国の辺だもんね。収集物も多そう。

 

 

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残念ながら館内撮影ダメなので、休憩ゾーンにあったアフリカの椅子画像でも…。なんかたまらんよね。座りごこちそんなによくないんだけど。アフリカの洗濯する時用のずんぐりむっくりしたイスもなかなかよかったんですけど、そいつは座り心地よかったです。見た限りでは常設展でもアフリカゾーンが気合入ってて、アフリカのものって意外といいじゃん!てのが多かったです。逆にヨーロッパの展示ってすんごく少なかったかも。印象もあんまり残らず。

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(U・ω・)?

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いすのケツ。

思いのほか当日撮った写真少ないです…。なんかこの日は万博会場内はイベントとか梅園公開してました。近隣のエキスポシティ?というショッピング施設はめたくそ混んでるみたいで、近寄れもしない感じでした。

 

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おみやげ。ミュージアムショップでは色々な国の雑貨置いてたですが、書籍のが多かったかな。そりゃ博物館だものね…。アフリカの仮面の形のクッキー売ってて買ったですが、アツいですな。

 

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ビーズを使った民族衣装カードと、メキシコの焼き物だったかな。

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(U・ω・)また機会があったら日本周辺ゾーンも見に行きたいけどね〜。場所が場所だけに当分は無理っすなあ。余談だけど、太陽の塔って正面近くまで行けないようになってるんだね…。

結局どうぶつが一番よくわかってる。

(U3ω3)我が家の居間はとても寒いです。家の猫は昼ごはんを済ますと大体一眠りするのが習慣になんですけど、時間でいうとお昼前後から午後2時〜3時の間で起きて来る。それも二階のおふとん部屋で寝てから一階へ。そしてそこから遊ぶなりヒーターの前なりでまた寝ることが多いのです。また寝るならおふとんじゃいかんのか?と思うところですが。

 

夜の間はヒーターの前かコタツの中でよく寝るです。初めてうちに来た夏頃、夜でも外の様子を眺めに二階に行き暗いところで静かに過ごす日も多かったですが、今はあまり行かない。今は居間でゴロゴロ。我が家の一階の居間は台所続きのLDKっていうんでしょうか。そんな感じなので夕方にもなると私も夕飯の支度を始めてて部屋の中がキッチンの調理の熱であったまり、OTK氏も帰ってきてさらに人口密度も高まるので案外あったかくなるのです。そう、居間はこの時期だと日中より夜のがあったかかったりします。もちろん、暖房器具もあたたかい理由としてあるですが。

 

嘘のような本当の話で、日中私がいくらコタツに一人で入ってても全然あったかくならない時があるです。夜は二人+2匹+弱いコタツの熱はこたつ布団の中にこもるらしく、微弱なパワーしかないコタツの分際でも潜ればあったかい。でも日中は私が寒さに耐えかねて寒い日はエアコン付けたりもするんだけど(基本はOTKがエアコン嫌いなのでヒーター+コタツ生活。でもあんまり寒いと私だけ日中エアコンつける)、エアコンで部屋があったまったなと思っても電源を切るとすぐまた冷える。

それは部屋の構造で階段に筒抜けなせいもあり、暖気が上に逃げてしまうせいでもあるですが。ただ、私が思うにこの部屋は底冷えがひどい。だから人口密度が高い時の暖かさと室内の空気をあっためた時の暖かさはなんとなく違う。再び冷え込む速度も違う。体感的に。

 

とりわけ私はここ数年妙に寒がりで、体が冷え込むと酷いときは気分的に塞ぎこみます。そういうのってパッと「あ、この流れはやばいゾ!」と感づけばピッと対策すればいいんだけど、じわじわと侵食される冷えは体温低下で滅入ってること自体に気がつかない。食欲もムチャクチャになって、朝全然食べる気がせず、昼に昼食を準備する元気もなく、でも逆に簡単に食べられるものが部屋にあれば異様に食べてしまう。そしておなかを壊す。お腹が重いと余計に体は動かなくなるし気分も落ち込む。猫のワガママにもイラつくし、普段できる事が思うようにやりきれなくて、それでも自分の時間を作ろうと無理やり家の事をこなすと、もう本当気分的にわやくちゃになったりするです…。

 

今日はまさにそれで、なんだか全身しんどくて横になってると猫が来てガンガン鳴く。我が家の猫は小声でしか鳴かないのが救いですが、相手にされないとこっちの歩くのを体で封鎖したり、何十回も鳴いたり、テーブルと顔の間をわざとジャンプして横切ったりする。何も私は自分の遊びに夢中で無視してる訳じゃなくても、猫にはそれがわからない。体調がいい時なら「何がしたいんじゃバカタレー!」で終わるですが、本当に参ってる時にこれをやられると本気で精神的にやばい方に追い詰められる…。

 

話を戻すです。家の話へ。

今のアパートは1年を通して一日のうちにまともに日差しが入る時間が2〜3時間しかない。冬の間はとにかく暗くて陰鬱なのです。逆に言えば夏場は真昼でも扇風機で十分なぐらい涼しいのですが、私は暑さ耐性は異常に高く、寒いのがダメな人。冷え性ゆえ体温が低いのでしょうか。暑いのは「暑くてなんにもする気にならないな〜」で終わってくですが、寒いのは「カラダがウゴカナイ…シナセテ」の方に行っちゃう。なので今のアパートは本当につらい。

寒くて本当につらいと思ってても、外に出ると「あれ、外のがあったかいじゃん」「寒いと思ったけど日差しがあれば気持ちいいな」なんて事がある。でも帰宅するとコロッと戻る。つらい。O氏にもそういう話をすることはあるですが、この時期でも風呂上がりにパンツとシャツで歩いて平気な顔してる件の人にはさっぱり伝わらないよう。意味は分かるけどそこまで言うほどじゃという顔。実際真冬の風呂上がりに足などつつくと、びっくりするぐらいホカホカしてる。お風呂上がりにおふとんに直行でも10分すると冷えていく私とは違うらしい。

 

前のアパートと今のアパートなら、段違いで今のアパートのが設備や造りがいいのですけど、周りの環境は逆に前のほうが断然よかった。日差しはある。ベランダの外は小川。目線に建物が無く見開けて山が見える。季節ごとに草花がガンガン育って新興アパートなのに毎春ツバメがやっててた。今のアパートはどうか。植物の育ちは東側と西側と季節ごとで極寒か灼熱になり、どちらかが天国でどちらかが地獄。日照条件は先に書いた通りだし、鳥はあまり来ねど、コウモリ、時々G。周りはアパートに囲まれて夏はおしゃべりが聞こえ、窓を気持ち良く開ければうちの中が丸見えになり…。

 

でも猫を飼い出してから、日向ぼっこが好きな猫の為になるべくカーテンやブラインドを開けることにしたです。猫は外を見るのが大好き。一日家から出られないし、せめてもの気分転換に。それが例のおふとん部屋。あまり人さまに見られたくない部屋。ブラインドを開けると時々タバコを吸いにベランダに出たおっさんと目が合う部屋。だけど、なんせ猫が一番行きたがる部屋だから。なのでなるべくおふとんをきれいにして見えてもマシなようにして。

 

そしてそして、最近分かって来たです。おふとん部屋は家の中で一番日差しが入る部屋。これは知ってた。でもそれだけじゃない。猫がおふとん部屋にお昼寝にいって、それから起き出して居間に降りてくる時間も、完全にその部屋に陽が差し込む時間から入らなくなるまでの時間に一致してると。

(U・ω・)ああ、動物はやっぱり一番わかってるじゃないか。と思ったのでした。

 

慣れて寄ってくる可愛げのある動物っていうのもいいけど、どうぶつってこういうのがいいなって思うです。人間がもう鈍っちゃってる感覚をちゃんと持ち合わせてるなってのが。

そしてその理屈で行くと、やっぱり生き物は気持ちのいいところをちゃんと知ってて、昼間のうちの居間はそんなに好きじゃないんだなと思った。

気持ちのいい場所をいきものはよく分かってる。最初にここに引っ越して来た時、雑草も全くなくて虫けら1匹みなかった。それは田んぼを埋め立てて造成した土地だから。スズメが電線でカラスに襲われて死んでたぐらいで、最近になって春先にトカゲが出たり鳥が来るようになった。あまりにも好きじゃなくて、ちょっとづくよくなればと草花をいじってるけどまだまだ及ばない。それに制限が多くて限界を感じてる。そしてどうしてもやっぱりうちの暗さは好きになれない。正午が一番暗い。太陽が南中高度に達したころ、日差しは西からも東からも入らずうちの中は一番暗くなる。これはやっぱりつらい。世の中が一番明るくなる時間帯に向かいの家の屋根の影が全部うちに被さってくる。元野良のうちの猫はそれをどう感じてるのだろう。猫飼いの人たちがよく言うように、野良よりよっぽど家の中のが平和でいいと思ってるのかな。猫はめっきり私に依存してしまった。

 

もうすぐボロ家周りの改修をOTKが始めるらしい(U・ω・)やっと手続き関係が整って色々な申請が通ったんだって。建物はボロいけど、私はずっと今の家よりも好きな土地である。日差しもいいし、空気も抜ける。ちゃんと生き物が好きでやって来る気配がする。春になったら猫も連れていってみよう。リードを買ってきて。猫の大好きな日なたがいっぱいある。本当はボロ家の方に住めたらいいのだろうけれど。嫌がったらダメだけど…

 

そういえば野良猫ガリちゃんがうちに来出したなと気づいた時も、手入れしてる草花ゾーンが春を過ぎてもこもこ元気に盛り上がってる時期でした。いつもうちの周りを通り道にしてる猫は何匹かいたけど、うちの草花の間で気持ちよさそうに日向ぼっこしてたのがガリちゃんなのでした。それでまだうちには2匹の猫もいなくて、初めて猫餌買って来て置いてみたりして。

(U・ω・)「人生フルーツ」見てきた

(U・ω・)昨日人生フルーツという映画を見てきたです。東海テレビのドキュメンタリー番組が映画向けに再編されたものなんですけど、愛知県の高蔵寺ニュータウンに住む90歳前後のご夫婦の生活を描いた映画です。

映画『人生フルーツ』公式サイト

 

作品解説 | 人生フルーツ

↑映画のストーリーはこれ参照してね!以下ネタばれありなので注意です。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜(U・ω・)〜〜〜〜〜〜〜

 

この90歳前後の高齢の津幡夫妻は、映画以前に既にけっこう注目されていて何冊か本が出ております。私もジュンク堂で見かけてライフスタイル本の枠の中で気になってはいたのですけども、今回の映画ではライフスタイル以上に二人の信念みたいなものを垣間見れたような気がしたです。

自分たちで畑を耕し、できることをこつこつ自分たちでやってそんな時間を貯めていく。お金ではなく人生を貯めていくという考え方。毎日が楽しくなる工夫やチャレンジを各々がしてて今でいう「丁寧な暮らし」をやっているようでもあるけど、それがただのライフスタイルじゃない。それは映画を見ていくとわかるですが、夫の修一さんの過去の事業の中での挫折があって、そして考え至って今の暮らしをしているのがわかってくるのです。

 

元愛知県民の私からすると、修一さんが住宅公団在籍時に手がけたという高蔵寺ニュータウンは結構ごちゃごちゃした所です(U・ω・)美しい自然と一体の住宅街とは必ずしも言えず、名古屋のベッドタウンとして栄えた場所の一つで木々もそんなにメチャクチャ多いという印象はなかった。

でもそれは修一さんが望んだ風景ではなくて、バブル期の「とにかく建てろ」な時代の波に押された結果だったの訳です。バブル期の需要は団地をつまらなく並べて密集させ、その為に木々茂る原野であった土地を丸ハゲにしてしまった。

本来は高蔵寺の地形を生かし、山の形が見えるよう丘陵そのままの上に建物を配置し、その合間は見開けいてて自然が風の流れが見えるようにしたかった修一さんの望んだ風景はできなかったわけです。事業が決まった時猛烈な勢いで図面や計画図を書き上げたという修一さん。30代に関わらず、巨大な事業に手をかけるチャンスを得た修一さん。しかし結局様々な軋轢に挟まれて夢が果たせなかった。そして丸ハゲになった一角に師匠であるアントニン・レーモンドの美しい邸宅にならって自宅を建て、責任を持って自分でここに木を植えていこう。山を作ろうとしてきた修一さんの姿が出てくるわけです。そしてそれを「やりたいことはやらせてあげないと」と支えて続けてきた英子さん(U・ω・)劇中で出てくる、当時の禿山にポツンと津幡夫妻の家が建ってる写真は異様そのもので、いかに二人が責任を持って生きていこうという意志があったかを物語っておったです…。

 

そん中でも「あれをやらないと!これをやらないと!」と人に強要したり強く訴えていくということは出てこない。それよりは、自分たちの毎日で豊かに暮らせるよう毎日を楽しみながら少しづつやっていく。喧嘩をするでもなく、手紙を書いたり畑を耕したり。夫婦で仲良く毎日を楽しんで暮らしていく。その姿は身分相応知ると言いましょうか、見てると微笑ましいぐらいで、胸が熱くなるもんがあるです(U,,3ω3)

 

などと言いつつ、修一さんは最晩年にとある設計の仕事を受けて猛烈な勢いで図面やらを書き出していく。いつでも仕事ができるよう万事準備がなされていた事が後々になってわかる。本人は穏やかに暮らしていて、何か新しい仕事をやれる準備の素ぶりは微塵もなく、その場面になるまで映画を見てる人間も気づかないぐらいだったのに。ここがもの凄くアツい。言葉にしなくても自分の中の信念のようなものがあった訳です。それを本当に人生を掛けて物語ってきたのを見ている方も感じる。このあたりが本が出た頃とまた違う新たな津幡夫妻の姿が浮かび上がってきておるです。

 

そして仕事を成し遂げて行った修一さんと、映画の最後の英子さんの姿(U°ω°)

 

ときをためる。人生はだんだん美しくなる。土を肥やしてやがて果実が実っていく。そういった事を映画の中から感じ取ったのでありました(U3ω3)

 

上映期間どこも短いみたいだけど、オススメだよ!!!

 

 

 

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